すごもりシネマ

お家(時々、映画館)で観てきた映画の個人的な感想

No.005『西の魔女が死んだ』|アロマやハーブが好きでよかった♪

◆趣味が活かせた映画の紹介

私は趣味でハーブや季節の花を育てたりしています。趣味が高じてメディカルハーブアドバイザーやアロマテラピーなんかの民間資格も取りました。

誰かに講義したりするわけではなく、自然由来の物で“未病”を緩和したり、ゆるーいけれどもスローライフを少し、生活の中に取り入れることでちょっとした「おばあちゃんの知恵」的に、役にたつことがあるのではないか?そんなふうに思って、コロナですごもり生活が増えた時期に勉強をし試験を受けました。

人生何があるか分からないけれども、50代になってから文章で何かを表現したいと思って、Webライターになってどうせなら好きな映画のことで書いてみたいと思い、今は映画レビューサイトで記事を書いています。

基本は毎月公開される新作映画の記事になるのですが、たまにテレビで放送予定の映画についても書く機会があって、2023年1月にBSシネマという番組で西の魔女が死んだという映画の放送予定を知り、概要を読んで自分の趣味がこの映画の記事に活かせそう・・・そんなことを思って取り組みました。

(C)2008「西の魔女が死んだ」製作委員会

この映画には原作があって、100万部を超えるロングセラーになっていまして、レビューが公開されると愛読者の方が私の記事を読んで、

「ハーブの意味や花言葉を知って、より深く理解できた」

という感想をいただきました。

そうなのです!ハーブの効能や花言葉などをストーリーに関連付けて紹介できたので、おばあちゃんが孫や娘に抱いていた思いをより深く伝えることができたのです。

観ながら私もこの映画のおばあちゃんのようになりたいと思ったし、映画の中のおばあちゃんの家に住みたい!などと、理想が一気に膨らみました。


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◆生き辛さを抱えているのはティーンエイジャーだけではない…

この映画の主人公は中学校に入学して間もなく不登校になってしまった少女です。とはいえその主人公には自分の“意思”がしっかりあり、親もそんな子供に無理強いすることなく、様子を見ていく余裕がある家庭でした。

なので、不登校”の理由や“生き辛さ”が見えにくいという状況ではありませんでした。こういった問題を抱える本人や親は、何が原因なのか?という答えに悩みもがきます。

本人を追い詰めたり親が自分を責めたり・・・短絡的になってしまう事例が多いですね。もし、自分を知る者がいない逃避できる場所でのびのび暮らすのも、解決策の一つになると思えます。

しかし、生き辛さを感じているのは子供だけとは限らず、解決できぬまま大人になったり、大人になってから気づく場合もあります…。

大人だと「大人なのに…」というプレッシャーも加わり、ますます追い込まれてしまい、状況は改善されないことが多くなるのではないでしょうか?

この映画を観て感じたのは子供であれ大人であれ、「逃げる」ことは悪ではないということです。どこでもいいから環境を変え、過去を知らない誰かに話すことができれば、先に進むきっかけをつかめるのだろうと感じました。

コロナ禍では多くの人が強制的に孤独を強いられ、自己をみつめなおす機会もできました。私もご多分にもれず自問自答し、文章を書いたりスローライフに興味を持って、それらに時間を費やしたことで今に至っています。

自分で解決策を探すのはとても難しいことですが、自分に興味のあることを誰かに話すことは、その興味を広げるヒントになると知ってほしいです。

話せる人がいなくても映画を観たり読書する中で、導く何かがあると私は信じています。

cinemarche.net

 

【参考書籍】

 

お題「私が持っている資格」